使用装備

ホルスター

日本製隼『スーパードロゥ・モデル』、サファリランド製013と014の二つを組み合わせた自作カスタムを競技に合わせて使い分け。

イヤプロテクター

Sport EAR “Ghost Stryke”、Pro Earモデル300、Impact Sport、シュアファイヤ、EP4 MRP

アイウェア

Oakley FLAK2.0、SI Ballistic M Frame Alpha、Radar、Jawbone(Racing Jacket)に数種類のレンズを使い分けて使用。主に屋外ではShooting Prizmレンズ、G26レンズ、Slateレンズ、屋内や日没以降はクリア・レンズを使用。

シューズ

NIKE Alpha Shark “Wide Model” レンジを走り回るUSPSA/IPSCでは、シューズの選択は非常に重要。NIKE Alpha Sharkシリーズは、本来はフットボール用だがスパイクの性能がプラクティカル・シューティングにも適しており、愛用者は多い。


Limcat TomCat

USPSA./IPSCのシングルスタック、クラシック部門用1911カスタム。口径は.40SW。ジョニー氏考案のシールド付きフロント・サイトは、マズル・ブラストからファイバーを守るので、ファイバーの脱落を気にしなくて良い。またマグウェルもリムキャットのオリジナル・デザインとなっており、USPSA/IPSCのサイズ規定をクリアする。

パウダー: ヴィタボリ N320, Hodgdon タイトグループ

ブレット: Berry’s 200gr FP


Limcat Steel Cat

スティールチャレンジ専用カスタム。写真のモデルは3代目のトップ・エンド(スライド・バレル)を搭載したもの。初期モデルはアルミ製のコンプ、2代目のモデルは、2ポートのスティール製コンプ、そして、3代目のこのモデルはチタン製の4ポートコンプを採用。過去最高の重量バランスと見た目の美しさを実現。口径は、9X19mm。主にスティールチャレンジで使用するが、威力の弱いマイナー・ロードで撃つことが出来るスティール・ターゲットを使用したマッチでも使用。銃本体の重量は約1080gで非常に軽い。

パウダー: ヴィタボリ N320, Hodgdon タイトグループ

ブレット: Berry’s 115gr Nose Thick Plate


Limcat Phantera H-BAR

USPSA/IPSC専用カスタム。パワーファクター(PF)160~170の強力な弾薬を発射するオープンガン。強力なリコイルを抑える為の工夫としてバレルの周りにはタングステン製のスリーブが巻かれている。そして、ジョニー氏の力作であるターボ・コンプは、コンペセイターの下に通ったパイプの中をガスが通り抜け、先端のポートから噴き出すことでリコイルを抑える機能を備える。これによりフラットでソフトな撃ち味を実現。重量は、1400g以上とSteel Catと比較するとその重量感が手首にズシリと伝わる。口径は、9X19mmメジャー。9mmメジャー・アンモは市販のファクトリー製より威力が高く、自分でリローディングすることになる。USPSAの試合での規定PFは165。誤差を考慮し、PF170前後になるようにアンモをリローディングする。

パウダー: ヴィタボリ 3N37

ブレット: Berry’s 147gr Flat Point


Limcat Bianchi Cup Gun

ビアンキ・カップ専用カスタム。世界に3挺しか存在しないリムキャット・カスタムの貴重なビアンキ・カップ専用の『カップガン』。ジョニー氏によると、余りにも手間が掛る為にカップガンの制作は滅多に行わないとのこと。仮にオーダーを受けても総額1万ドル以上と言われ、そのような値段で銃を売りたくないと言うジョニー氏の意向により一般には注文を受け付けない。この銃を手に出来た僕は非常にラッキーと言える。口径は9X19mm。2015年のビアンキ・カップ出発の4日前に銃が完成し、そのまま試合本番へ導入。完成した直後の状態にも関わらず、練習と試合を通して約2500発を撃ってジャムが1発も無いと言う驚異の信頼性を誇る。ジョニー氏が『本気』で作ったリムキャットの傑作モデル。

パウダー: ヴィタボリ N320, Hodgdon タイトグループ

ブレット: Berry’s 115gr Nose Thick Plate, Zero 115gr JHP, Montana Gold 115gr JHP


Limcat Battle Cat

USPSA Limited 部門専用カスタム。リムキャット・カスタムの最新モデルの1つ。USPSAのリミテッド部門用に作られた専用モデル。スライド前方が大胆にカットされ、そのブロック部分がバレルに装着されている。それにより、フロントサイトのトラッキングが楽になっている。スライドのセレーションは、CNCマシンによるもの。角ばったデザインは、リムキャットオリジナルであり、キャスピアンがリムキャット用に特別に制作している。口径は.40SW。2017年のシューティング・シーズンは、8月に開催されるIPSCワールドシュートのスケジュールの関係でアメリカ国内のスケジュールは変則となり、9月にアイアンサイトの銃を使う部門全てで競う「アイアンサイト・ナショナルズ」が開催されることになった。それに合わせて、ジョニー・リム氏がこのモデルを制作。

パウダー: ヴィタボリ N320, Hodgdon タイトグループ

ブレット: Berry’s 180gr Flat Point


CZC A01-SD

USPSA/スティールチャレンジ用キャリー・オプティッ部門専用カスタム。長年に渡り、CZシリーズを愛用してきたアングス・ホブデル氏の考案したA01シリーズは、CZCが制作する最高級カスタム。CZ Shadow2と同じ重量ながら、バランスをグリップ部分に寄せ、銃の機動性を確保。素早いエイミングを可能とし、よりスティールチャレンジ用向きの仕様となっている。

パウダー: Vihta Vuori N320, Hodgdon Titegroup

ブレット: Berry’s 115gr Nose Thick Plate, 147gr Nose Point


GLOCK34

USPSA/スティールチャレンジ プロダクション部門専用カスタム。グロック34をベースにTTI製のトリガー・キット、Warrenのフロント/リア・サイトを組み込んだカスタム。グロック本来の高い信頼性にプラスして視認性の高いファイバー・オプティック入りのフロント・サイト、切れ味鋭いトリガー・キットを組んだことによりプロダクション専用のカスタムとしては隙の無い状態となっている。

パウダー: Vihta Vuori N320, Hodgdon Titegroup

ブレット: Berry’s 124gr Nose Thick Plate, 147gr Nose Point